なぜか鞍馬山へ導かれる。
「行かなくちゃいけない」という直感からの衝動にかられ、20歳の時に京都一人旅を試みます。そのルートの一つはなぜか、鞍馬山から貴船神社にかけての山道を歩く!という、20歳の女の子に似つかわしくないルートを選択。
旅行というワクワク感もよりも「ここは絶対行かなくてはいけない」という、使命感に近いようなものを抱いて鞍馬山へ行くのでした。
鞍馬山から貴船神社へは木の根が張りだした、トレキングコースのような道を、当時山歩きとは無縁の20歳の女の子が、なんで私はここを歩いているんだろうと思いながら、1時間ほどの山道を歩いていました。
まさか、その後、このようなことになるとは思いもしませんでしたが・・・・
今ならわかります。
靈氣の発祥地、鞍馬山。臼井 甕男(うすい みかお)先生が鞍馬山にこもり、この靈氣のエネルギーを得た場所です。呼ばれるわけですよね。
21歳の時に靈氣のアチューンメントを受けました。
当時通っていた大学の教授が主催するプライベートなサークルで「氣幸の会」なるものがあり、友人からの誘いで、何も考えず、靈氣が何なのか全くもって何も知りませんでしたが、「この友人の誘いだし、あの教授の主催だから、きっといいものなんだろうな~」ぐらいの軽い感じで参加しました。
その日は、合宿で青梅の山の奥の宿坊に近いようなキャパや雰囲気の宿に泊まったのですが、10~15人ぐらいの人がいました。
その中で、「アチューンメント」なるものを受けるのは、友人と私ほかに3人くらいいたかも? その中でもファーストという初心者用を受けるのは、友人と私で、後の人たちはベテランで、ほかの階級のものを受けるということでした。
友人が最初に受けているのを見ましたが、ピシピシと氣がこっちにも伝わってくるのを感じました。
「すごい~、気功みたい~!!」
と思いながら見ていました。
そして、自分の番になると、氣というか
エネルギーというかが、もっとビシビシ来るのを感じながらアチューンメントを受けていました。
そして、合宿が終わりましたが、アチューンメントが効いているのでしょうか。ずっと、帰路も心地いい感じでいました。自宅アパートに帰ってきて、荷解きをしたり着替えてベットに横になりました。そして、少しうとうとし始めたら、異変に気付きました。
なんと!!
自分が浮いて、どんどん自分が上に上がっているんですよね!!
どんどんどんどん浮いちゃう自分に戸惑っていました。
「え?? 一体何が起こっているの?」
と上がっていく自分の意識で下を見るとベットと、ベットに横になっている私がいます。厳密にいうと私の肉体です。
肉体から大きくはみ出し、部屋の天井に近いところに今いる私・・・・・。
「一体、何が起こっているのだろう?」
天井付近から、私は、ベットに横になっている私の体を見ているのです。
まるで、お笑い双子芸人の「ザ・タッチ」の幽体離脱ですよ。リアルに!(その時はまだザ・タッチは世に芸人として出てませんでしたけどね)
その時の私は、
「このまま体に戻れなかったら、どうしよう?私死んじゃうのかしら?」という心配でいっぱいでした。
しかし、その心配とは反して、どんどんどんどん、上に上がっていくのです。
天井を突き抜け、自分の体は見えなくなりました。
その時は10階建てのマンションの10階に住んでいたのですが、マンションの屋上を抜け、街を見下ろすことができました。
でも、その時の私は、
「うわ~、やばいことになった!!部屋も抜けいよいよ本当に体に戻れなくなってしまう。
ここで何とか戻らないと、やばい。」
ということしか頭になかったです。
今思うと、せっかくの幽体離脱をもっと楽しんでいればよかったのに!
と思うばかりですが(笑)、今みたいにスピリチュアルな知識も経験もなかった21歳の当時の私は、「早く、体に戻らなくちゃ~!!戻れなくなったら、死んじゃうのよ、きっと」と焦っていましたからね。
後にも先にも、この幽体離脱の経験はこの時だけでした。(残念!)
また、私から伝授を受けた受講者さんからもこういう話は伺っておりませんので、これから靈氣受講を考えてらっしゃる方も、心配なさらなくても大丈夫かと思います^^
スクールの守護のマスターは、
金星から降り立った、サナートクマラです。
また、私自身は、アッシジの聖フランチェスコにも縁があるので、マスタークツミも守護していただいております。
(フランチェスカとして生きた過去生があり、また今生も72回もイタリアを訪れ、ローマ、ミラノなどの大都市なら何度も行くでしょうが、田舎の超マニアックなアッシジに30回近く呼ばれる)
REI HEARING
靈氣ティチャー・スピリチュアルヒーラー 美智子
email: michi358@ymail.ne.jp